スメル山は、インドネシアのジャワ島にある火山。ジャワ島の最高峰であり、標高は 3,676m。最も活動している火山の1つである。別名マハメル。 ジャワ島の東側の海岸平野に忽然とそびえる急峻な山で、テンゲル火山群の南端にある。山名は古代インドにおいて世界の中心にそびえる聖山とされていたスメール山に由来する。 山頂火口での頻発する小規模なブ …スメル山は、インドネシアのジャワ島にある火山。ジャワ島の最高峰であり、標高は 3,676m。最も活動している火山の1つである。別名マハメル。 ジャワ島の東側の海岸平野に忽然とそびえる急峻な山で、テンゲル火山群の南端にある。山名は古代インドにおいて世界の中心にそびえる聖山とされていたスメール山に由来する。 山頂火口での頻発する小規模なブルカノ式噴火でよく知られている。スメル山の噴火歴は多く、1818年以降少なくとも55回の噴火が記録されており、そのうち10回の噴火では犠牲者が出ている。溶岩流や火砕流が記録されている。やや規則的に中規模の噴火を繰り返す。1967年以降は定常的に噴火を繰り返し、10分おきぐらいに小爆発を繰り返している。