ビハール州は、インドを構成する州の一つ。州都はパトナ。 古代に栄えたマガダ国は、このビハール州の辺りに位置していた。ガウタマ・シッダールタが悟りの境地に至ったブッダガヤがあるように、仏教が生まれた地でもある。紀元前4世紀に成立したマウリヤ朝は都をパータリプトラに定めた。4世紀に成立したグプタ朝でもパータリプトラは都とされた。 …ビハール州は、インドを構成する州の一つ。州都はパトナ。 古代に栄えたマガダ国は、このビハール州の辺りに位置していた。ガウタマ・シッダールタが悟りの境地に至ったブッダガヤがあるように、仏教が生まれた地でもある。紀元前4世紀に成立したマウリヤ朝は都をパータリプトラに定めた。4世紀に成立したグプタ朝でもパータリプトラは都とされた。 10世紀以降、アフガニスタンに成立したイスラーム王朝であるガズナ朝は、北インドへ侵入を繰り返すことになった。そして、13世紀初頭にはデリーを都としたデリー・スルターン朝が成立し、この地のイスラーム化が進んでいった。