News

「鉄鋼業界に入るか迷っている学生の手助けをしたい」。地域密着型の合同就職説明会などに積極的に参加し、さまざまな大学生に“生の声"を届けている。学生の個人的な相談に乗ることもあるという。
重仮設リース大手3社の4―6月期連結決算が出そろい、3社とも増収増益となった。経常段階では各社前年同期比17・2%から40・3%の増加と高い伸びを示した。建設業では労働需給の逼迫や建設コストの上昇が続く中で、各社ともコストに見合う適正対価の取得をはじ ...
日本製鉄と欧アルセロール・ミッタルの印一貫製鉄合弁事業、AM/NSインディア、印鉄鋼大手のJSWスチール、韓国の現代製鉄、豪資源大手のBHP、三井物産、エネルギー大手のシェブロンは11日、アジアでの炭素回収・利用・貯留(CCUS)の複数ハブの実現可能 ...
新東工業は8日、働く空間の環境状態をリアルタイムで“見える化”する「アメニティメータ」に、働く空間の有害粉じんに対する安全性を評価する管理区分推定機能を追加したと発表した。管理区分の判定を常時行うことができ、労働者の健康リスクのさらなる低減につながる ...
UACJの田中信二社長はアナリスト向け決算説明会で、4―6月期の業績について「(為替や地金調達の時期ずれなど)一過性の要因もあり計画未達となった」と説明した。一方、通期業績に関しては、高水準を維持する見通しの缶材需要の確実な取り込みや、国内外顧客との ...
製鉄機械メンテナンスやエレクトロニクス事業、鉄鋼リサイクルを手がける吉川工業(本社=北九州市、花岡浩社長)は12日、水を主原料に疎水性シリカなどを添加した超はっ水塗料を開発したと発表した。1液性塗料のため施工が簡単。雨水や泥水をはじくことで水あかなど ...
国内電線メーカー上場大手4社の2025年4―6月期連結決算は、住友電気工業、古河電気工業、フジクラ、SWCCの全てが営業増益だった。足元における情報通信関連の伸長に加え、エレクトロニクスや自動車関連需要の増加が各社の業績を押し上げた。このうち、住友電 ...
国内薄板市況は2023年3月以降、2年半にわたり下落局面が続いている。これほど一貫して下がり続けるのは過去に例がなく、1990年代後半から2000年代前半にかけての鉄冷えの時代にも起きなかった現象だ。店売り市場で輸入材の存在感が一段と高まり、国内メー ...
1―6月のトルコの鉄スクラップ輸入量(HSコード=7204シリーズ)は、前年同期比6%減の940万トンで上期として2年ぶりに減少した。インフレ進行を受けて内需が停滞したほかビレットの輸入が過去最多となり、スクラップ調達が抑制された。
銅合金メーカーのMERFはこのほど、日中の最高気温が31度以上になる夏場の勤務に条件付きで特別手当1000円を支給することを決めた。日中4時間以上厳しい環境で業務に従事している社員が対象で、全社員の40%程度が同制度の対象になるとみている。期間は8月 ...
栗林商船グループの大和運輸は、丸一鋼管と同社の構内作業・一次輸送を担う平岩運輸と連携し、大阪―東京間の鋼管(電線管)輸送を全て海上輸送へ移行したと発表した。働き方改革に伴う「物流の2024年問題」に対応するとともに、事業継続計画(BCP)対策の強化や ...
新断スクラップの共同在庫入札を手掛ける中部鉄源協議会(会長=小澤広多・不二商事専務)が12日に実施した8月契約分(9月積み)入札の落札価格は、トン当たり4万6000円(新断バラ、FASベース)、数量3000トンだった。前回比1100円(2・4%)反発した。為替や品薄感などを背景に反発気配がある中、地場の炉前水準を大きく上回った。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバー ...