人となるべく関わらずにいるほうが楽だ――。そう思って黙々とウォーキングしている人は、ちょっと耳を傾けてほしい。心身の健康や老化に「社会参加」「人とのつながり」といった要素が大きく関わることが分かってきた。研究を行っているのは、東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム専門副部長の桜井良太氏。「他者と運動をしたほうが要介護リスクの低下度が高い」など、気になる研究内容を聞いた。
【問題】活性酸素という物質が体内で増えすぎることで、細胞が傷つく状態を酸化ストレスといいます。以下のうち、活性酸素と酸化ストレスについて、間違っているものはどれでしょう。
中高年になると、突然強い痛みが生じる「結石」に悩まされるリスクも増えてきます。体内でひそかに育ち、ある日いきなり動いて耐え難い痛みを引き起こす結石には、2大結石と呼ばれる胆石、尿路結石のほかにも、様々な部位でできる石が存在します。意外な「あの癖」、良 ...
ラーメン王国・山形で、ラーメンを食べる頻度と死亡リスクを調べる研究が行われた。対象は「山形コホート研究」に参加した40歳以上の6725人。塩分や脂質、糖質が多いラーメンの食べすぎは、健康に悪影響を及ぼすことは分かっているが、死亡リスクとの関係はどうな ...
20~30年もの時間をかけて進行する認知症。予防のためには、中年期からの対策スタートが大切だ。脳の神経細胞は血管の状態を反映するため、生活習慣病改善のために食生活から意識を変えていきたい。認知症の予防対策を考える本特集の最終回では、認知症予防の第一人 ...
「健康Q&A」では、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。2025年10月の回答者は、虫歯や歯周病、インプラント治療をはじめ、口腔機能全般に詳しい東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生です。
企業が従業員の健康づくりを経営戦略の1つとして積極的に後押しする「健康経営」。本連載では、その取り組みを推進する上での悩みや疑問を解決に導くヒントを探っていく。バイタルデータを計測できる指輪型ウェアラブルデバイス(スマートリング)を福利厚生制度に導入 ...
普段は無症状だが詰まると七転八倒──そんな中高年世代にとっての“静かな脅威”が「結石」です。結石は体にできた石のこと。体内でひそかに、徐々に育ち、ある日いきなり動いて耐え難い痛みを引き起こします。なぜ石ができるのか、なぜ急に痛みが出るのか──。前半で ...
体重の代わりに、メタボでは「腹囲」が重視されています。腹囲は、腹部、正確には腸間膜に内臓脂肪がどれだけ蓄積されているのかの目安となるからです。男性は85cm以上、女性は90cm以上であれば内臓脂肪が過剰に蓄積していると判断します。腹囲に加えて、「高血 ...
岡山県備前市で行われた「ランニングパトロール」に参加しました。ランニングやウォーキングをしながら地域の異変がないかを見回るユニークな活動です。私は出発式でランニング指導を担当し、「走の基本」と呼ばれる「もも上げ歩行」などの走るための基礎ドリルを伝えま ...
この記事では、今知っておきたい健康や医療の知識をQ&A形式で紹介します。ぜひ今日からのセルフケアにお役立てください! 「ラジオ体操」についての問題 ...
「病院の赤字」「倒産」──。そんなニュースが目につく昨今。しかし、これは日本の医療システム崩壊の序章に過ぎません。やがて「医療にかかりたくても満足にかかれない時代」がやってきます。今こそ「下り坂」の未来に備えるべき転換期なのです。どうすれば私たちは幸 ...