News

北秋田市の太平湖で8日、観光シーズンの幕開けを告げる「湖水開き」が行われた。関係者約40人が参加し、大型の遊覧船に代わって本年度から運航される小型のシャトルタクシー船「太平湖丸」の安全祈願や試乗など行い、約2カ月遅れとなったシーズン開幕を祝った。
米代川水系で6月から続いていた渇水が、今月5日以降に流域で降った大雨で改善に転じた。観測所のある二ツ井(能代市)、鷹巣(北秋田市)、十二所(大館市)では平均流量がいずれも過去5年の平均値を上回る状況。ただ、貯水率の低いダムがまだあることから、能代河川 ...
大館市はクマの出没や被害が相次いでいるとして、警戒を呼びかけている。本年度の目撃件数は昨年同期比2・2倍の244件(4月1日~8月7日)に上った。市林政課の小棚木信晴課長は、帰省客が増えるお盆に向け「人身被害を防ぐための対策を心がけてほしい」と話した。
鹿角市は、外部監視機関である「入札監視委員会」の本年度第1回会議の概要を公表した。審議対象は2024年度下半期分の入札・契約手続き103件。この中から委員が事前に抽出した25件を審議した結果、談合等が疑われるような入札・契約や継続審査を要する案件の指 ...
県教育委員会は7日、2026年度公立高校入学者選抜の実施要項と募集定員を発表した。全日制の北鹿5校12学科(くくり募集は1学科と数える)は計892人を募集する。前年度から24人減となった。
鹿角市の特産「かづの北限の桃」が収穫期を迎え、豊作と作業の安全を祈願する神事が7日、同市花輪のJAかづの青果物選果場で行われた。生産者など約人が参加し、目標の達成を祈願した。早生(わせ)種「あかつき」の収穫が始まり、今月中旬にピークを迎える。
JRなど公共交通機関は、お盆期間(8月8日~8月17日)の予約状況を発表した。新幹線と飛行機の予約数は前年同期比で1割ほど増加し、堅調に推移している。一方、高速バスは約1割減。担当者は「5月の大型連休では駆け込み予約が多く見られた。お盆でも同様の動き ...
大館市は、2024年度の物価高騰対策事業について効果の検証結果を公表した。地方創生臨時交付金を活用したのは23事業で総額10億1128万円。このうち、低所得世帯への給付金や学校給食費補助、トンブリ・比内地鶏生産者への支援など21事業について「非常に効 ...
今夏の高温少雨で大館市特産のとんぶりやエダマメの生育に影響が出ている。とんぶりは主力の晩生(おくて)種の生育が遅れ、一部が枯れた状態となっている。エダマメのほ場では注水して対応したものの、枯れて収穫を諦めた場所がある。5日は久しぶりにまとまった降雨と ...
秋田地方最低賃金審議会(臼木智昭会長)は6日、具体的な改定額を議論する専門部会の初会合を秋田市の秋田合同庁舎で開いた。中央審議会が示した本県の引き上げ目安は64円。労働者側の委員は120円、使用者側は40円の引き上げを前提に審議するよう求めた。
北秋田市下杉の櫻井巌さん(87)方で、出征し中国で戦病死した父親・寛藏さんの遺品などが公開されている。戦後80年の節目に遺品として届いた水筒や生前の写真、戦争の様子を記録した写真帳など約70点を展示し、戦争の恐ろしさや戦後の苦労を伝えている。
大館市が老朽化した空き家の解体撤去費を支援する補助制度は本年度で運用開始から3年目を迎え、需要が高まっている。これまでに計12件の利用実績があるほか、相談は昨年度1年間で約50件だったのに対し、本年度は7月末現在で既に33件に上る。空き家の処分につい ...