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米WTI原油先物価格(原油価格)は今週に入り1バレル=63ドルから68ドルの間で推移している。OPECプラス(OPECとロシアなどの大産油国で構成)による増産決定などが重荷となり、価格のレンジ圏は先週に比べて3ドルほど低下した。
サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコは、9月積みのアジア向け原油の調整金を2カ月連続で引き上げる。代表油種の「アラビアンライト」は、8月積みに比べて1.00ドル高い1バレル3.20ドルの割り増しとする。5カ月ぶりの高水準だ。ロシア制裁が強化され ...
[8日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小動きとなっている。7日に発効した米関税による世界経済への影響を懸念し、週間では6月下旬以来の大幅安となる見通しだ。
米エネルギー情報局(EIA)によると、過去5週間の輸出は日量平均320万バレルで、6月の360万バレルを下回った。減少の背景には、欧州と米国の指標原油先物のスプレッドが縮小し、大西洋を越えて原油を輸送する経済的魅力が薄れたことがあるという。
出光興産が8日発表した2025年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比94%減の52億円だった。原油安と為替の円高で、備蓄する原油の在庫評価損益が悪化した。石炭・石油開発事業が苦戦したほか、中国の増産で化学品市況が悪化したことも響いた。売上高は1 ...
最大手のエネオスは、在庫石油の評価損を848億円計上し、純損益は145億円の赤字(前年同期は816億円の黒字)になった。コスモは、石油化学事業でエチレンやベンゼンの市況悪化なども影響し、20億円の赤字(前年同期は246億円の黒字)となった。
トランプ米大統領は6日、 ウクライナ に侵攻するロシアの原油を買い続けているとして、インドに25%の追加 関税 をかけると発表した。同日署名した 大統領令 ...
インタファクス通信がロシア大統領府の発表として「両首脳が今後数日以内に会談することで合意した」と報じた後、ブレント原油先物は1バレル=67ドル付近で落ち着いている。トランプ氏は6日、インドのロシア産エネルギー購入を理由に、同国製品への関税を倍増させる ...
[6日 ロイター] - サウジアラビアは6日、9月積みのアジア向け原油価格を引き上げた。値上げは2カ月連続。供給逼迫と堅調な需要を反映した。
ウクライナ侵攻を続けるロシアから原油の輸入を続けるインドに対し、トランプ米大統領は6日、25%の追加関税を課す大統領令に署名した。7日には25%の相互関税も発動され、インドの税率は計50%となる見通しだ。相互関税を巡り、早々にディール(取引)に至ると ...
【北京時事】中国外務省の郭嘉昆副報道局長は7日、米国がインドに対し、ロシア産原油の輸入を理由に25%の追加関税を課すと表明したことについて、「関税乱用に反対する中国の立場は明確だ」と強調する談話を外務省のホームページに公開した。同様の理由で対中関税引 ...