人型ロボットブームの陰に隠れがちだが、犬型と呼ばれる4足歩行ロボットの性能向上や用途開発が急ピッチで進んでいる。施設の巡回警備や危険な作業環境への導入が進む一方、ドローン(小型無人機)のような軍事利用の可能性も高まっている。ロボット開発で米中企業が大きく先行する中、国内スタートアップが独自モデルを開発するなど、日本勢の追い上げも始まった。4足歩行ロボットは米マサチューセッツ工科大学(MIT)の ...