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大船渡市三陸町越喜来の越喜来漁港などで16日、第50回三陸港まつり(実行委員会主催)が開かれた。コロナ禍の影響で近年は縮小して実施していた灯籠行列も通常通りに行われ、住民らはそれぞれの先祖や東日本大震災で亡くなった人たちに向けて祈りをささげた。夜には、震災後の交流などで縁のある芸能団体を交えた郷土芸能共演も繰り広げられ、地元の復興への思いとともに夏を彩った。(齋藤 拓) ...
三陸沿岸の原料を使ったクラフトビール「三陸ビール」の製造・販売などを手がける「三陸ブルーイング・カンパニー合同会社」(本社・大船渡市、南忠佑代表)は本年度、大船渡町の商業施設「キャッセン大船渡」内に醸造所を開業する。11月ごろに飲食スペースを先行オー ...
大船渡市大船渡町の市防災観光交流センター・おおふなぽーとの延べ利用者が14日、50万人を突破した。平成30年6月の開館以降、地域づくりをはじめ、津波伝承、観光・都市間交流に加え、津波発生時に高台へ逃げ遅れた際には一時的な緊急避難場所に位置づけられるなど、多岐にわたる機能で市内外の幅広い世代に親しまれて、活用が進む同センター。関係者はこれまでの利用者に感謝を示すとともに、さらなる利用促進、施設運営の ...
陸前高田市遺族会竹駒支部(新沼守支部長)は終戦80年の15日、竹駒町の竹駒神社そばにある忠魂碑前で戦没者慰霊祭を挙行した。同支部は戦後から10年ごとに慰霊祭を行ってきたが、東日本大震災後は今回が初めて。会員の高齢化が進行し、戦争の記憶の風化が懸念される中、参列者は碑石を前に「平和の尊さ、非戦の誓いを次世代に引き継いでいこう」との思いを新たにした。 忠魂碑は昭和48年に建立。表側には、太平洋戦争など ...
大船渡市三陸町綾里の地区運営組織・綾里地区まちづくり委員会(村上芳春委員長)が主催し、地区在住の若者が企画・運営を担う「綾里夏祭り」が14日、綾里小グラウンドで開かれた。令和元年度以来の開催で、グラウンドには6年ぶりに紅白幕で飾られたやぐらが復活。日 ...
きょう15日は80回目の「終戦の日」。戦争を知る人々の高齢化が進む中、大船渡市日頃市町出身の佐藤一之さん(59)=千葉県在住=は、海軍の軍人として西太平洋のトラック諸島(現・ミクロネシア連邦チューク州)にて39歳で戦死した祖父・辰之助さんを思い、現地 ...
きょう15日は、80回目となる「終戦の日」。大船渡市三陸町綾里岩崎地内に構える長林寺(福山康成住職)の本堂には、綾里出身戦没者の遺影約12… 復活!「綾里夏祭り」コロナ禍、火災乗り越え6年ぶりに(別写真あり ...
陸前高田市が策定した陸前高田かわまちづくり計画が、国交省の支援制度に登録された。かわまちづくりは、河川とまちが融合した良好な空間を形成し、地域のにぎわい創出を目指す取り組み。制度登録は県内5カ所目で、気仙地区では初めて。市は県などと連携しながらハード ...
きょう15日は、80回目となる「終戦の日」。大船渡市三陸町綾里岩崎地内に構える長林寺(福山康成住職)の本堂には、綾里出身戦没者の遺影約120枚が並ぶ一画がある。2月の大規模林野火災では、本堂そばの山林まで火の手が及んだが、延焼は免れた。遺族の高齢化が進む中、継承の重要性が増す。未曾有の災禍を乗り越え、守られ続けてきた空間が、世代を超えて平和の尊さを未来へと伝える。(佐藤 壮) ...