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三菱マテリアルが7日発表した2025年4―6月期の連結決算は、最終損益が40億円の赤字(前年同期は210億円の黒字)に転落した。前年同期に計上したPTスメルティングの持ち分変動利益の剥落に加えて、希望退職実施に伴う特別退職金の計上などが響いた。26年 ...
元神戸製鋼所広報部長で危機管理コンサルタントの山見博康氏(山見インテグレーター社長)が8月9日午前11時3分からテレビ東京で放送される「円卓コンフィデンシャル」に出演する。
普通鋼電炉メーカー11社(連結9社、単独2社)の2025年4―6月期決算が6日出そろった。企業の稼ぐ力を示す経常利益は8社が減益、1社が赤字に転落し、増益は2社のみだった。現場の人手不足や建設費の高止まりを背景に、建設用鋼材の引き合いが弱まっている。
ダイカストメーカーの東京高圧工業(本社=東京都大田区、信太祐介社長)は、カーボンニュートラルの取り組みや、足元で銅価格が高止まりする中での銅からアルミへの素材の置き換え需要の捕捉に注力する。主にヒートシンクや配電盤向けの部品を想定。既に一部の製品で引 ...
高周波誘導加熱を利用した鋼管加工やロール製造などを手掛けるDHF(第一高周波工業、本社=東京都中央区、平山鋼太郎社長)は、ドイツの工作機械メーカー・ヘラクレスグループと合弁契約を締結し、川崎市に合弁会社を設立した。新会社は日本を含むアジア地域でのヘラ ...
JX金属は金属リサイクル事業のROIC(投下資本利益率)倍増を目指す。現時点で具体的な数値は非公表としているが、今後数年で実現する中期目標として掲げる。検討している製錬事業の生産規模縮小で原料鉱石の使用量を削減する一方、新技術開発でリサイクル原料比率 ...
新日本電工の青木泰社長は6日、100億円規模の焼却灰溶融5号炉の投資を年内に意思決定する方針を示した。2027年度の稼働に向けて需要増に備え、現状13万トンの年間処理能力を16万トンに拡大する。27年度最終の中期計画で焼却灰資源化事業の経常利益を23 ...
JFEシビル(門田純社長)は6日、コンクリート床スラブ付き鉄骨小梁を効率的に連続梁とする「JFEシビルの連続小梁工法」を開発し、日本ERIの構造性能評価を取得したと発表した。同工法の採用により鉄骨造の効率的な設計が可能となり、躯体のさらなる合理化を実 ...
虹技は6日、姫路東工場(兵庫県姫路市)のデンスバー工場に、産業用ロボットを組み込んだ自動加工システムを導入したと発表した。7月からテスト稼働しており、夜間の自動運転による加工能力の向上や納期短縮、人手不足の解消などを見込む。投資額は1億円。
中山製鋼所が6日発表した2025年4―6月期連結決算は、経常利益が前年同期比30・9%減の17億7400万円だった。鋼材販売数量の減少や固定費の増加などが利益を圧迫した。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け ...
三井金属は6日、8月積み亜鉛建値をトン1万2000円安の46万3000円に改定したと発表した。月内推定平均は46万4800円になった。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 ...
経済産業省が5日にまとめた2025年度第2四半期(7―9月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比2・3%増の2062万トンと3四半期ぶりに増える。鋼材生産は国内、輸出向けともに増える。前年同期比では輸出向けの減少を国内向けの増加が補い、全体で増える。