その頃はICT教育を行っている学校がまだまだ少なく、小林氏は、先行して情報教育に力を入れていた国立大の付属高校や研究会などを訪ね、勉強を重ねたという。そして89年に約50台のパソコンを配したコンピューター教室が設置され、同校のICT教育がスタート。小林氏は次のように振り返る。