仮想通貨と株式の取引プラットフォームeToroがナスダック市場に上場し、初日の株価は約30％上昇する好調なスタートを切った。 ヤフーファイナンスのデータ ...

eToroは2024年末時点で75カ国に350万の資金付き口座を持ち、年間の純利益は1,161%増加して1億9,200万ドルに達した。同社は株式とオプション取引を提供し、暗号資産取引の先駆者でもある。

ドナルド・トランプ（Donald Trump）大統領が世界各国の首脳と複数の関税協定締結について協議を進めているなか、同社は、米国全土の市場で数カ月間の厳しい状況が続いたあとに上場を果たした最初の企業となった。

アークのeToroへの投資額は、終値の67ドルで約940万ドル（約13億6300万円、1ドル=145円換算）に相当する。eToro株は初日に52ドルで取引を開始し、初日の終値で29%上昇した。これは、eToroが予想を大幅に上回る需要を受けたため、当初の募集価格帯を大幅に上回る水準だった。

同社は1株あたり46ドルから50ドルの間で1,000万株を販売し、最大5億ドルを調達する計画である。最近の報告によると、このIPOは10倍の応募超過となっており、IPO価格帯を上回る価格設定も予想される。

イスラエルを拠点とするeToroグループが、米国での新規株式公開（IPO）により最大40億ドルの企業評価額を目指している。同社は、株式および仮想通貨取引プラットフォームとして、ナスダック市場への上場準備を進めている。