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被爆者の証言をもとに高校生が制作した「原爆の絵」の展示会が、広島市の国際会議場で開かれています。「原爆の絵」は、広島市立基町高校の生徒が被爆者の記憶や思いを絵画で残そうと2007年から毎年、制作しているもので、今回の展示会には今年完成したものを含むお ...
昨年7月、日が暮れたアルルの古代野外劇場。授賞式会場の背景に、写真集「ひろしま」の表紙が映し出されている。2500人が見守る中、写真家の石内都さんは「ひ、ろ、し、ま。女文字で書かれた、この4文字を覚えて帰ってください」と呼びかけた。
写真家の石内都さん(78)が、広島に20年近く通い続けている。見つめるのは、これまで語られてきた「ヒロシマ」ではなく、自身が出合った「ひろしま」。どちらかといえば避けてきたはずなのに、小さな縁がつもり毎年訪れるようになった。被爆80年の今年、石内さん ...
歴史ある福山城を舞台に、力強い和太鼓と夜空を彩るドローンショーが共演します。 福山城の築城者であり、初代藩主・水野勝成(みずの ...
広島に原爆が投下された1945年8月6日、その様子を目撃していた自民党元政調会長の亀井静香氏(88)。政治家時代には、東日本大震災と原爆とを重ね合わせ、原発反対を訴えた。「核は絶対に使っちゃいかん」と語気を強め、現在の国際情勢に核兵器が使用される危機感を抱く。 ――広島の原爆当時の記憶は。 よく覚えている。当時は8歳で、広島の山内北村(現・庄原市)の国民学校3年だった。広島市内から80キロくらい離 ...
俳優の綾瀬はるかさん(40)が、東京都写真美術館(目黒区)で開催中の「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」を訪れた。焦土と化した街や被爆した人々を捉えた写真を前に、「二度とこんなに危ない核兵器を使ってはいけないし、戦争は絶対に起きちゃいけないものだと ...
米シアトルを拠点に幅広く活躍している作曲家陣内一真さん (45)= 広島市安佐南区出身 = が、故郷の歴史と未来を描いた「 FLOW 」を作曲した。 17 日に広島国際会議場 ( 中区) である「ピース・コンサート in ヒロシマ」で初演される。
歴史ではない「記憶」に触れる 「広島の原爆はすでに終わった過去のことかと思っていた」 漫画「はだしのゲン」で原爆への関心を高めたという帯広大谷高校3年の北橋柚貴さん(18) ...
同展は、戦後80年に合わせて金沢市と広島市などが主催。15日まで 金沢駅 東もてなしドーム地下広場で開かれている。 核兵器 の恐ろしさを伝える写真パネル約50点のほか、熱線で焦げた水筒や亡くなった幼児の下着(複製)などが展示されている。無料。
2023年から広島市の「被爆体験伝承者養成事業」に参加している下野市在住、通訳業大島敦子(おおしまあつこ)さん(49)は、事業の研修開始当初から気後れするような気持ちを抱いていた。  同期の研修生は広島市在住者が多数を占め、被爆2世や3世も少なくない ...
80年前、広島と長崎に投下された原爆の悲劇は、世界初の核実験「トリニティ実験」から始まった。極秘裏の実験は初めて原爆被ばく者を生み出したが、米政府が補償に同意したのは今年7月になってからだ。米国の「被ばく地」の今を探る。
この8月は特別な月です。80年前に第二次世界大戦が終結し、広島・長崎の惨事があったのです。この機会に、人類、特に世界中の指導者たちは、戦争とは何か、社会や家族、個人に与える苦痛、特に現代におけるリスクについて、深く考えるべきです。