データ解析企業Palantirの株価が絶好調。年初来上昇率はS&P500種構成銘柄の中でトップ。8月4日に発表した第2四半期（4〜6月）決算は、売上高・利益ともに市場予想を上回りました。米ウォール街も今後の見通しを強気としています。

Investing.com- 米国株式指数先物は月曜日の夕方、ウォール街が急反発し、弱い雇用統計データと貿易摩擦の再燃によって引き起こされた先週の大幅な下落から回復したことを受けて、小幅に上昇した。

折からの生成AI（人工知能）ブームを追い風に売上高を堅調に伸ばし、今年春からは相次いで大型政府契約を獲得して成長を加速、株価は7月30日時点で年初来110％超の上昇と絶好調だ。

Piper Sandlerは、「人気の高い後期ステージの非公開企業」だった時代から2020年の直接上場、そして2022年後半に株価が6ドルに下落した「幻滅の谷」を経て、5年以上にわたりPalantirを追跡してきたと述べた。