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大成建設は8日、海洋土木工事大手の東洋建設を買収することを決めたと発表した。完全子会社化を目指し、買収額は約1600億円。水素・アンモニアのサプライチェーン構築などのカーボンニュートラルポート(CNP)や洋上風力発電に関連する工事での連携を見込む。大成建設が行うTOB(株式公開買い付け)について、東洋建設は同日の取締役会で賛同の意見を表明し、応募を推奨することを決議した。TOBの買い付け期… ...
中国発・北米向け運賃が今年の最安値をつけた。上海航運交易所(SSE)がまとめた8月8日付の上海発コンテナ運賃指数(SCFI)によると、米国向けスポット運賃は西岸、東岸とも1割の下落。いずれも3月21日につけた今年の最安値を下回った。北米航路は主要船社 ...
商船三井はこのほど、統合報告書「MOLレポート2025」を発行した。株主・投資家を含む全ての関係者に向けて、グループビジョンの実現を目指す経営戦略や持続的な企業価値向上につながる取り組みを説明。今年度は経営計画「BLUE ACTION2035」のフェーズ1の最終年度で、スタートした23年度からの振り返りに主眼を置いた。主要3戦略のポートフォリオ戦略・地域戦略・環境戦略、サステナビリティー(… ...
日本海事協会(NK)は8日、国際民間航空機関(ICAO)から承認を得ていた「持続可能な航空燃料(SAF)認証スキーム(ClassNK SCS)」が、国内関係機関の体制整備を受け、アジアで初めて運用を開始したと発表した。これまでSAF認証スキームは海外機関が運営するものに限られていたが、今後SAF製造事業者は日本の機関による国内の法令、実情を踏まえた迅速なSAFの認証取得が可能となる。国際航… ...
日本内航コンテナ船協会の井本隆之会長の発言要旨は次の通り。団体設立の動きは年明けから。鈴与海運さんに団体を一緒に設立しようと声掛けし、賛同いただいた。その上で、内航コンテナ輸送を手掛ける事業会社さんに呼び掛け、今回の団体発足となった。発足メンバーの6社はいずれも日本内航海運組合総連合会(内航総連)に加盟している。ただ、内航業界の中で内航コンテナ輸送は極めてニッチな世界。内航総連として… ...
新日本海フェリーは7日、舞鶴(京都府)―小樽(北海道)航路に投入する新造船「けやき」(約1万4300総トン)の就航日を11月14日小樽発舞鶴行きに決定するとともに、同船の詳細情報を紹介する特設サイトを開設したと発表した。新造船「けやき」は京都・歴史がコンセプト。「上品で優雅、そして温かみのある船内デザインを追求した」(同社)という。コース料理を提供するグリルレストラン「大江山」、2層吹き抜… ...
◇セイノーホールディングス 経常利益は前年同期比41%増の98億円。MDロジスの連結効果に加え、輸送事業の特積みが伸びて増収増益となった。売上高は21%増の1995億円、営業利益は41%増の92億円。純利益は77%増の56億円だった。セグメント別では、輸送事業が29%増収、営業利益75%増の62億円。新規連結となったMDロジスの増収効果があったほか、主力の特積み事業で高重量帯を中心に適正運… ...
◇伊勢湾海運 経常利益は前年同期比34%増の8億9600万円。金属加工機の輸出や鉱産原料の輸入など、輸出入ともに取り扱い貨物全般が堅調に推移した。売上高は11%増の138億円、営業利益は98%増の8億6800万円。純利益は32%増の5億5500万円だった。作業種別収入は、船内荷役料が15%増収、はしけ運送料が51%増収、沿岸荷役料が20%増収、海上運送料が4%増収、陸上運送料が18%増収、… ...
NPO法人グリーンバード(東京都渋谷区、福田圭祐理事長)は7月26、27日の2日間にわたり、東京都内で小学生向けイベント「海の自由研究フェス2025」を開催した。日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として、未来を担う子どもたちに海の環境問題や生態系について楽しみながら学べる機会を提供するイベント。2018年からスタートし、今回で7回目になる。JR原宿駅前の複合型商業施設「WITH… ...
◇名港海運 経常利益は前年同期比27%増の25億円。港湾運送や陸上運送の取り扱いが伸びた。売上高は5%増の203億円、営業利益は29%増の17億円。純利益は34%増の16億円だった。港湾運送およびその関連は5%増収、営業利益は35%増の15億円。部門別売上高の動向は、港湾運送が沿岸作業とアジア地域の取り扱い増で5%増収、陸上運送は国内の鋼材の伸びで7%増収、航空貨物運送は国内・欧州の取り扱… ...
◇西日本鉄道 国際物流の売上高は前年同期比10%増の377億円、営業利益は76%増の10億円。アジアを中心に取扱高が増加した。国際貨物の取扱量は航空輸出が12%増の2万7000トン、航空輸入が7%増の8万3000件、海運輸出が16%増の2万9000TEU、海運輸入が4%増の3万6000TEU。全社業績は売上高が2%増の1036億円、営業利益が31%減の41億円。国際物流事業での輸出入… ...
◇ロジスティード 営業利益(調整後、以下同)は前年同期比35%増の142億円だった。昨年10月に連結化したアルプス物流の通期寄与に加え、国内・国際の両セグメントで新規案件の獲得や生産性向上が進んだ。売上高は14%増の2405億円、EBIT(金利・税引き前利益)は9%増の137億円。純利益は3%減の71億円だった。セグメント別に見ると、国内物流は20%増収、営業利益は47%増の77億円。受託… ...