ニュース

世界最大の半導体メーカー、台湾積体電路製造(TSMC)から企業秘密を盗もうとする動きや、米国の新たな半導体関税など、台湾の「シリコンシールド(半導体の盾)」が揺さぶられている。ただし、今のところその盾が崩れる気配はない。
【台北=龍元秀明】東京エレクトロンは7日、台湾積体電路製造(TSMC)の機密情報を不正取得した疑いで台湾当局が捜査している件で、台湾子会社の元従業員1人の関与を確認したと発表した。台湾は2022年に「経済スパイ罪」を新設し技術流出抑止に注力している。現地展開する日本企業は情報の取り扱いの厳格化が求められる。東京エレクトロンは、関与した元従業員はすでに懲戒解雇し台湾の司法当局による捜査に全面的に ...
SIA(米国半導体工業会)が、毎年「半導体業界に最も貢献した人物」に贈る賞「Robert Noyce(ロバート・ノイス)賞」の今年の受賞者として、TSMCの現会長兼CEOの魏哲家(C.C.Wei)氏と、その前任者の劉徳音(Mark ...
【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、米半導体大手インテルのタン最高経営責任者(CEO)の辞任を求めた。具体的な理由には触れていないが、米議員からはタン氏の関連会社と中国人民解放軍のつながりを問題視する声が上がっている。
東京エレクは多くの日本企業と同様、米中の二大貿易相手国の間で板挟みになっている。同社の売上高の約4割は中国市場に依存する。一方、米国の規制で高度な製造装置の中国向け輸出が制限されており、中国政府は国産装置メーカーの育成に数十億ドル規模の資金を投じてい ...
(ブルームバーグ): 台湾政府は7日、半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)について、米国が半導体輸入に課す100%の関税の対象外になると明らかにした。TSMCの株価は上場来高値を更新した。
半導体受託生産の世界最大手、台湾TSMCの機密情報不正取得事件を巡り、日本の半導体製造装置大手の東京エレクトロンは7日、台湾にある完全子会社の元社員1人が事件に関与していたことを確認したと発表した。
【台北共同】半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の機密情報不正取得事件で、情報は半導体製造装置大手東京エレクトロンの技術者に渡っていたと6日付の台湾各紙が報じた。技術者はTSMCから移籍していた。
台湾の半導体製造メーカー・TSMCから機密情報を盗んだとして、複数の従業員が解雇され、当局に身元を拘束されていることがわかりました。盗まれた技術は、まだ量産されていない最新の2nm半導体プロセス技術に関するもので、国家安全保障法違反のおそれがあるとの ...
米国半導体工業会(SIA)は、TSMCの会長兼CEOであるC.C.Wei氏と、TSMCの元会長兼元社長兼共同CEOのMark Liu氏が、半導体業界で功績を挙げた人物に贈られる「Robert N.
本シリーズの第2回、第3回で取り上げたBroadcom、第4回で取り上げたMarvellは、それぞれ自前でSilicon Photonicsのソリューションを開発し、これを自社で利用するとともに、Design Serviceのかたちで提供もしている。